銀行預金は安全性が低い?
今回の連続記事を読むとこんなことがわかります。
・お金の預け場所の考え方
・世界で安全だと考えられている運用
下記記事です。(1回目)
・手元にお金が無いと怖いから銀行預金
・投資はギャンブル
日頃相談を受ける中でこういったお話の元銀行預金をお手元にかなり持っておられる方がいらっしゃいます。
そもそも皆さん銀行預金の仕組みをご存じですか?銀行はなぜ金利をつけられるのでしょう。
銀行預金とは銀行がお金を預金としてお預かり、保管する商品だと考えていらっしゃる人が多いです。
ファイナンシャルプランナーの目線から見るとこれは大きな間違い。
銀行は融資を行うことがメイン業務です。
その融資を行うためにお金を集める手段が預金です。
集めた預金は日銀や国債に預けられ、その配当金の一部を皆さんの金利支払いに当てるシステムです。
まとめると
預金者→銀行→国債の間接投資をしているわけです。
かつ銀行の会計上は預金に関しては使い込んでも良いお金ですから、融資に回すことも行っています。ここの利益は従業員給与になります。
日本の場合は預金保護機構は1000万円までの元本保証となっていますが、それ以外は対象外です。
なぜなら銀行はお金を預ける場所ではなく、融資を受ける場所。
その役割と別な投資部分の保護を大きくする意味は無いと考えているからです。
では本来お金を預ける場所はどこなのでしょうか。
答えは証券会社です。
例えば証券会社のMRFという間接的に国債等を買う商品があります。
購入手数料なし、引き出し自由で金利が一般的な預金の5倍ほどです。(それでも低いですが)
預けたMRFは証券会社の財産と別で管理されるので、証券会社が破綻をしても100%守られます。
これは国が証券会社をお金の預け先とみているからです。
投資者→証券会社→国債の直接投資のイメージです。
預金は直近の決済分のみあればよく、それ以外は証券会社に入れておくのが良さそうです。
とはいえ、まだまだMRFも危険な預け先です。
何故なら物価が上がることを無視している預け先だからです!(ここかなり大切)
長くなってしまいましたので、次回の記事では物価のお話と世界で安全な運用と考えられているものについてお話します。
一読いただきありがとうございます。
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